八木さん家
新選組発祥の地。八木邸に行って、お話を伺ってきました。
いつもはガイドさんがいるらしいですが、昨今の騒動でお休みとのことで、八木家の子孫であるというおじいちゃんからお話を伺うことができました。
壬生の地名の由来、かつての壬生周辺がどんなだったかのお話、新選組がどのように生まれたか、どのように壬生で過ごしていたか、芹沢鴨を襲った晩の話し、どこで？
「この部屋で！」
なんと、おじいちゃんのお話を聞いている、この部屋で、まさにこの部屋で、その出来事は起きていたのでした。
命からがら、隣の部屋に逃げ込んだけど、そこで果てた芹沢さん。
刀傷も見せていただきました。
昔は天井にも血の痕があったそうな。
そんな惨劇が起きた家だけれど、昔、まだ、近辺が田園だったころは、家の園側から二条城が見えたし、大文字も山も見えたのだとか。
新選組の面々も、縁側に腰をかけて、大文字の山を眺めながら、冗談の一つでも言い合っていたのかもしれませんね。
